国内では昆虫食を取り扱うメーカーは非常に少ないが、世界で立ち上がってきているのが「昆虫食」である。昆虫食を事業として展開しているのは、Ynsect(欧州)やNasekomo(同)、Hexafly(同)、entomos(同)、All Things Bugs(アメリカ)、Chippin(同)、Hargol FoodTech(イスラエル)などで、世界各地域で昆虫農場・工場の設立に向けて融資を受けている。
2030年には低脂質・高タンパク、新たなたんぱく質の供給源になるとの期待から世界市場が約1兆円になると見込まれている。
本調査では、国内・海外における昆虫食の最新市場動向と今後の市場予測、ベンチャー・メーカーの最新取組動向、国内における小売りの取組、健康食品、高機能性食品、美容食品、ペットフードとしての確立と市場潜在性、普及に向けた政府機関・民間企業の取組内容、昆虫食に関する特許申請状況の把握を行うことで昆虫食市場を解明し、参入計画企業様へ有益な情報を提供いたします。
I.統括編
1.本調査における昆虫食の定義
2.昆虫食の市場概況
1)一般食品、嗜好品(グルメ食材・高級食材)、健康食品、高機能性食品、美容商品、ペットフード別一覧
1.商品・参入メーカー・販売店(ルート)一覧
2.関連特許申請状況、傾向分析
2)政府機関・民間企業による昆虫食拡大施策の整理
3)現状の課題点
3.一般食品、嗜好品/グルメ・高級食材、健康食品、高機能性食品、美容商品、ペットフード別市場推移・予測
※2018年度実績〜2020年度見込み〜2022年度予測・2025年度予測・2030年度予測
1)全体およびカテゴリー別集計
2)メーカーシェア(全体およびカテゴリー別/生鮮品様(市場での量り売りなど)扱いは含まず)
3)カテゴリー別市場規模ランキング
4)カテゴリー別実績伸び率ランキング
4.機能性表示食品としての届出状況
1)時系列の届出件数推移
2)メーカー別/カテゴリー別の届出状況
3)機能性素材別の届出状況
5.昆虫食市場規模・成長率マップ
1)カテゴリー別小売チャネル別市場規模
2)小売チャネル別販売分布と推移
6.市場編・需要実態編を基にした市場成長性・確立時期などに関する見解
II.昆虫食市場編
1.昆虫食の市場概況
1)一般食品、嗜好品(グルメ食材・高級食材)、健康食品、高機能性食品、美容商品、ペットフード別一覧
1. 商品・参入メーカー・販売店(ルート)一覧【国内編】、【国外編】
2. 関連特許申請状況、傾向分析【国内編】、【国外編】
2)政府機関・民間企業による昆虫食拡大施策
3)現状の課題点
2.一般食品/混入、嗜好品/グルメ・高級食材、健康食品、高機能性食品、美容商品、ペットフード別市場推移・予測
※2018年度実績〜2020年度見込み〜2022年度予測・2025年度予測・2030年度予測
1)全体およびカテゴリー別集計
2)メーカーシェア(全体およびカテゴリー別/ 生鮮品様(市場での量り売りなど)扱いは含まず)
※ メーカーシェアは各エリア(国内外)主要3社前後を選択【国内編】、【国外編】
3)カテゴリー別市場規模ランキング
4)カテゴリー別実績伸び率ランキング
3.機能性表示食品としての届出(登録)状況
1)時系列の届出(登録)件数推移
2)メーカー別/カテゴリー別の届出(登録)状況
3)機能性素材別の届出(登録)状況
4.昆虫食市場規模・成長率マップ
1)カテゴリー別小売チャネル別市場規模
2)小売チャネル別販売分布と推移
5.他エリア(米国、EU、中国、アジア、中南米、アフリカ・中近東、中・東欧・露など)への展開に関して
III.需要実態編(小売5チャネル50社への取材 )
スーパーマーケット/総合スーパー:12社、ドラッグストア:10社、外食チェーン:8社、ペットショップ:10社、
ホームセンター:10社
1.昆虫食注力基準と評価
1)メーカー・商品認知度(口コミサイト評価、ネット通販ランキング)
2)価格、機能・品質
3)自社における販売上の位置付(健康食品・高機能性食品・美容商品としてメイン対応、客引き・特売対応品)
2.取扱い意欲
1)採用計画有無
2)採用カテゴリー(嗜好品、健康食品、高機能性食品、美容商品、ペットフード、その他)
3)採用理由(商品の付加価値化、エンドユーザーニーズへの対応他)
4)採用規模
3.今後、昆虫食品の発売、成長が進むと考える分野
・一般食品(混入)、嗜好品(グルメ食材・高級食材)、健康食品、高機能性食品、美容商品、ペットフード
4.メーカーへの要望
1)機能性、嗜好性と認知度向上
2)品質・安全と食抵抗の希薄化対策
3)容量・価格
4)味・美味しさ
5)共同開発への取組
5.上記要望の中で重視するものと採用条件