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------------プレスリリース(太陽電池)------------

「2011 最新太陽電池関連市場の現状と将来性」調査報告書

総合マーケティング企業の株式会社総合プランニング【1984年創業】(大阪市中央区南本町1−7−15 社長 三木五郎(06-4705-0031))は、このほど太陽電池関連市場について調査を実施した。その結果を報告書「2011 最新太陽電池関連市場の現状と将来性」にまとめた。
本調査におけるグローバルな太陽電池市場は、2010年に約3兆7,800億円、2015年には7兆5,230億円に達すると予測される。これは、環境負荷低減やエネルギー問題の解決に向けて、欧州や北米、日本を含めたアジア等世界各国で再生可能エネルギーの積極的な導入が進められていることが要因として挙げられる。
また本報告書では、新エネルギー市場と、太陽電池市場、関連部材市場の現状を分析し、今後の方向性を提示するとともに、様々な企業で取り組まれている太陽電池関連技術の最新動向や技術動向についても分析した。
「太陽光発電システム」は、2010年は欧州市場が全体の8割を占めていたが、FIT(固定価格買取)制度の見直しを契機に、欧州1極化からアメリカや中国や中東アジア圏等の新興市場の拡大が期待できる。「太陽電池」は、サンテックをはじめとした中国メーカーが、Si結晶系太陽電池の大量生産戦略による低価格化を進めており、その他にもJAソーラーやトリナソーラー等の中国メーカーの躍進が目覚しく、2010年は、中国メーカーが世界の太陽電池生産量の半分を占めるに至っている。2011年以降も太陽電池の低価格化は進むと見込まれ、日系メーカーを含めて価格競争は激化すると考えられる。また、中国メーカーの多くは、太陽電池の増産と並行して、原料となるSiウェハーの生産能力の強化を進め、ウェハーからセル/モジュール生産を一貫して行うビジネスモデルの構築を進めている。一方、薄膜系太陽電池や有機系太陽電池等の次世代太陽電池の開発が日本、欧州、北米の各メーカーによって進められており、高効率/低価格太陽電池が市場に投入されれば、新規参入を含めた将来的な市場形成の変化が推し進むと考えられる。「関連部材」は、太陽光発電システムの普及に伴い、市場が拡大し、今後はさらに発電コストの低下が求められるため、関連部材についても低価格化が進むと見込まれる。さらに、競合他社との差別化を図るため、性能向上に向けた開発も進むと考えられる。

<注目グローバル市場>
◇新エネルギー
太陽光発電システム
2010年5兆7990億円 2015年予測10兆8,000億円で、欧州に加え、北米やアジアエリアでの市場拡大が見込まれ、日本でも、これまで住宅用中心の市場形成から、2012年4月から開始が予定されている「再生可能エネルギー電力全量買取制度」の法整備が整い次第、大規模発電施設の建設が増加していくと見込まれる。
太陽熱発電システム2015年予測4兆6,800億円
◇太陽電池
シリコン系太陽電池2015年予測6兆880億円
化合物系太陽電池2015年予測1兆4,290億円
有機系/その他太陽電池2015年予測56億8,000万円
◇関連部材
透明電導膜ガラス基板2015年予測1,330億円
封止材2015年予測3,230億円
バックシート2015年予測980億円
増感色素2015年予測3億円
パワーコンディショナー2015年予測2兆170億円
<調査対象>
・新エネルギー編 太陽光発電システム、太陽熱発電システム
・太陽電池編(セル)
シリコン―単結晶、多結晶、HIT、薄膜、微結晶薄膜
化合物系―CIGS薄膜、CdTe薄膜、?-?族単結晶
有機系/他―有機薄膜、色素増感、量子ドット
・関連部材編
透明導電膜ガラス基板、封止材、バックシート、増感色素、パワーコンディショナー
・主要企業事例編(10社) シャープ、京セラ、パナソニックグループ、三菱電機、ホンダソルテック、Suntech Power、JA Solar、First Solar、SunPower、Q-Cells
<調査方法>
専門アナリストによる関係企業(太陽電池メーカー、関連部材メーカー、業界関連企業等)、官庁、研究機関などへのヒアリング取材等により情報収集を行った。
<調査期間> 2011年5月〜2011年7月


資料タイトル:「2011 最新太陽電池関連市場の現状と将来性」
体裁:A4判 224頁
価格:60,000円(+消費税)
調査・編集 :株式会社 総合プランニング
TEL06-4705-0031 (代) FAX 06-4705-0014
発行所 :株式会社 総合プランニング
〒541-0054 大阪市中央区南本町1−7−15(明治安田生命堺筋本町ビル)
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