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-------プレスリリース(2012シニアマーケット)-------

2012年8月

  • サービス 
  • 「2012年版 シニアマーケットの現状と将来性〜アクティブシニアをターゲットとした商品・サービス展開状況からの分析」調査報告書


    シニアマーケットに関する調査を実施


    総合マーケティングの株式会社総合プランニング(大阪市中央区南本町1-7-15 社長 三木五郎(06-4705-0031))は、このほど、衣食住を支える消費財・耐久消費財分野を中心に需要が高まっているシニア市場の現状と今後について調査を実施した。身体の変化、生活の変化に商機を見出すべく、メーカー・サービス業各社がシニアをターゲットとした商品を既にたくさん上市している。中でもアクティブシニアと呼称される層はシニアビジネスを展開する企業にとって見逃すことが出来ないところである。今後、間違いなく人口比率が高まっていくシニア層。その市場展望は明るい。

    本報告書では、シニア向け商品・サービスの市場規模現状と将来予測 (2010〜2011年実績〜2012年見込〜2015年予測〜2020年推測)、について分析を行っている。市場規模の算定は衣料品、老眼鏡・コンタクトレンズ、粧業品、衛生品、加工食品、食事宅配、外食・調理食品、ユニバーサルデザイン住宅、セキュリティサービス、有料老人ホーム、自動車・自転車の11分野と分野別詳細カテゴリー別に分析を行っている。さらにレジャー・趣味、社会交通、生活サービス、情報・通信、人材・教育の5分野についてはシニア向けに展開されている商品・サービスを紹介している。

    <調査結果の概要>
     
    本調査で対象としたシニア向け商品・サービス市場は2011年ベースで13兆円4,700億円。国内高齢者の増加に伴い、今後2015年には15兆3,500億円、2020年には17兆3,400億円に達すると推測され、市場拡大への期待が高まっている。
    対象としたシニア向け商品・サービスの内訳としては衣分野が8,900億円、食分野が3兆9,600億円、住分野が8兆6,200億円となっている。市場を形成する要素としては住分野の比率が高いが、今後の伸長率としては食分野が最も伸長していく分野となっている。スーパーマーケットやコンビニエンスストア、外食チェーン等が、シニア層の開拓に注力していることや、食事宅配によって自ら買い物に行かずとも健康に配慮した食事が自宅に宅配されるという買い物手法の変化が、伸長の要因となっている。
    一方、市場規模として高い比率を占める住分野は、新築住宅着工戸数と関連の強い商品が多いことから、新築住宅着工戸数と関連の強い商品が多いことから、伸び率は他の分野と比較してやや緩やかである。衣分野に関しては、シニアの身体の変化に対応した商品が多いことから、需要の拡大は高齢者人口に比例する傾向となっている。
    また、レジャー・趣味、社会交通、生活サービス、情報・通信、人材・教育の5分野では、さまざまな商品・サービスが提供されている。退職や家族の独立によって、会社や家族中心のライフスタイルから自分自身を中心としたライフスタイルへと変化するシニア層の生活の質を高めるものが多い。

    <調査対象>

    【衣食住】
    ◆衣(12品目):衣料品(機能性インナー・アウター、ウォーキングウェア・ランニングウェア、高齢者用靴)、アイケア品(老眼鏡、コンタクトレンズ)、粧業品(化粧品、シャンプー・コンディショナー、家庭用白髪染め、かつら・ウイッグ)、衛生品(大人用紙おむつ・尿とりパッド、オーラルケア製品)
    ◆食(8品目):加工食品(機能性食品、機能性飲料、シニア嗜好対応食品、シニア向けサプリメント、ゼリー飲料)、食事宅配サービス、外食・調理食品(外食産業、コンビニエンスストア)
    ◆住(10品目):ユニバーサルデザイン住宅(新築住宅、サービス付き高齢者向け住宅、リフォーム、家具・寝具、家電)、セキュリティサービス、有料老人ホーム、自動車・自転車(自動車、シニアカー、自転車)
    【レジャー・アミューズメント・カルチャー】
    ◇レジャー・趣味(11品目):旅行・ツアー、宿泊施設、レンタルCD・DVD、カラオケ、映画、温浴施設、健康器具、フィットネスクラブ、書籍・雑誌、文具、園芸)
    ◇社会交通(3品目):鉄道・バス・タクシー、航空業界、レンタカー・レンタサイクル
    ◇生活(7品目):家事・その他代行サービス、保険サービス、ブライダル(結婚相談)、理美容、エステサービス、同窓会サービス、エンディングビジネス・葬祭
    ◇情報通信(3品目):携帯電話、パソコン・パソコンサポート、SNS・ウェブコンテンツ
    ◇人材・教育(7品目):カルチャーセンター、大学、資格取得講座、運転免許取得講習、イベント・セミナー、就業支援、人材派遣サービス

    <調査方法>
    専門アナリストによる関係企業、官庁、研究機関などへのヒアリング取材等により情報収集を行った。

    <調査期間> 2012年4月〜2012年7月


    資料タイトル:「2012年版 シニアマーケットの現状と将来性〜アクティブシニアをターゲットとした商品・サービスの展開状況からの分析〜」
    体裁 :A4判 201頁
    価格 :68,000円(+消費税)
    調査・編集 :株式会社 総合プランニング
    TEL06-4705-0031 (代) FAX 06-4705-0014
    発行所 :株式会社 総合プランニング
    〒541-0054 大阪市中央区南本町1−7−15(明治安田生命堺筋本町ビル)
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